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過去への手紙

境界線

今まで、好きだった人だけではなく、あらゆる人に依存をしていた気がします。

きっとみんな、私のために優しくしてくれるだろう。親切にしてくれるだろう。そうしてくれない人はきらい。どうしてそうしてくれないんだろう。

あんなに優しかったのに、どうして急に冷たくなるんだろう。私はこんなに頑張ってるのにな、優しくしてるのになぁ。とか。とか。

でもきっと、それは私が未成熟な自立していない人間だったからなんじゃないかって。

相手との間に当然あるべき境界線があいまいで、自分の考えていることは相手も同じように考えていると思っていたし、だから期待も大きかった。

誰にも、期待しすぎないようになりました。

それは、誰もが当然裏切るだろうということではなく、信じるけれど、信じすぎない。ということ。

自分のことを一番に考えてあげられるのは自分だけ。周りの人に、自分を一番に考えてもらうことを心の中で強要しない。ということ。

本当に、今日は生きるのが天国みたいに楽でした。どうして、今までこうしなかったのかな。

自立できているかはまだわからないけれど、少しでも強くなるために、一歩ずつ進んでいけたら、と思います。


好きだった人のことは、ほんとうに好きでした。

だから、いつもみたいに、恋愛がひとつ終わるとすぐさま傷を癒すために次の恋愛を探すんじゃなく、時間に癒されようと思ったんです。

誰かを好きになるっていうことはそんなに簡単にできることじゃないこと、恋人は手軽に作るものじゃないことを、好きだった人に教えてもらった気がします。

必ず傷つくと最初からわかっている恋に落ちて、プライドをかなぐり捨てながら頑張って頑張って相手を一番に大切にして、時間をたくさん使った後に人生で一番大きな失恋をして、乗り越えるためにもがいてもがいて、自分をまた好きになるために一人で頑張って、自分がいかに未成熟な人間だったか思い知って。

そういう全ては、好きだった人がいてくれなければわからなかったものです。

だからやっぱり、すごく感謝しています。美化しているんだとしても。好きになったのも、失恋したのも、意味があったんだと、やっと思えました。柔らかくて簡単に凹んだり傷ついていたものが、少しずつ頑強になっていく。